防災の基礎知識

風水害への対策

集中豪雨

集中豪雨とは、狭い地域に、短時間に、数百ミリ、という多量の雨が不意に襲ってくることをいいます。
その集中豪雨が最も発生しやすいのは、梅雨の末期です。本州一帯に停滞している梅雨前線に、南から湿った空気が舌状に多量に運び込まれてくると、それが前線を刺激して局地的に大雨が降り大災害が発生することもまれではありません。

集中豪雨と避難対策

  • 6月末〜7月末、または8月末〜9月末にかけての前線ができやすい時期にはつとめて早く気象情報を知るようにすることが大切です。大雨や洪水の注意報、警報が出たら、集中豪雨の起こり得る場合を考え、避難対策を考えましょう。
  • 雨の降り方にも、梅雨期や台風襲来時に雷が鳴ったり、どしゃぶりの雨が続くようなときは、場所によっては、災害が発生することが多いので注意が必要です。
  • 避難の時期を逃さないためにも、自分の住んでいるところが、どのくらいの雨で危険になるかをあらかじめ知っておくことが大切です。
  • 危険雨量の目安は、空缶にたまった雨が2〜3時間のうちに深さ15cmもあれば集中豪雨といえます。すぐ避難の準備をしましょう。
  • 水害から身を守るための最も大切な心構えは、いかにはやく危険を察知して、早く避難するかということです。
  • 1時間雨量が,20〜30ミリになるとがけ崩れの危険があります。
雨の強さと降り方(気象庁による)

(平成12年8月作成・平成14年1月一部改正)

1時間雨量(ミリ) 予報用語 人の受けるイメージ 人への影響 屋内(木造住宅を想定) 屋外の様子 車に乗っていて 災害発生状況
10以上〜20未満 やや強い雨 ザーザーと降る 地面からの跳ね返りで足元がぬれる 雨の音で話し声が良く聞き取れない 地面一面に水たまりができるワイパーを速くしても見づらい この程度の雨でも長く続く時は注意が必要
20以上〜30未満 強い雨 どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく ワイパーを速くしても見づらい 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる
30以上〜50未満 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る 道路が川のようになる 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象) ・山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要
・都市では下水管から雨水があふれる
50以上〜80未満 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 傘は全く役に立たなくなる 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる 車の運転は危険 ・都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある
・マンホールから水が噴出する
・土石流が起こりやすい 多くの災害が発生する
80以上〜 猛烈な雨 ・息苦しくなるような圧迫感がある
・恐怖を感ずる
雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要

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